2021.11.21(日) ~ 23(火)
標高2,400mの雷鳥荘に宿泊し、立山でシーズンイン!
次回、さらに快適に遊べるように、行き方や山荘の雰囲気、反省点などをまとめてみました。
行き方
室堂ターミナル(2,450m)へは2パターンの行き方があります。
今回は扇沢から室堂へ向かいました。
パターン①:扇沢(長野県)からアクセス
横浜ー扇沢:280km、3時間40分~4時間20分
扇沢↔室堂:往復9,470円
11/21(日)7:30。空き10台くらいといったところでしょうか。
なんとか滑り込みセーフで駐車できました。
山荘に泊まっている方の車を考慮すると、土曜の同じ時間帯に来たらもう少し空きがあったのかもしれません。
こちらは有料駐車場の様子。
ガラガラです。おそらくですが、土曜の朝一を逃したために無料駐車場が満車で有料駐車場に停めたのかと。。
始発便の40分前に販売開始。
この時期は8:30が始発ですので、7:50に窓口と自動発券機がオープンします。
事前にWEBきっぷを予約していたので、発券機にてきっぷを受け取りました。
画面下の読み取り口に、予約時に発行されたQRコードをかざすだけ。
立山黒部アルペンルート全線開業50周年ということで、お得にきっぷを入手できました。
きっぷの右下に付いているQRコードを、これから乗り継ぐ電気バス,ケーブルカー,ロープウェイの乗り口で読み取って入場します。
なので、
スマホケースに収まる大きさだったので、内側に忍ばせました。
これならなくす心配なし!!
※なくすときはiPhoneもろとも。。。
各乗り物に乗る際は、スノーシュー/ボード/スキー/ストック/ピッケルなどの鋭利なものにはカバーが必要です。
現地でもビニールカバーの購入は可能です。
座席は狭いので、ボードとザックを持っていると2人掛けのシートを1人で占有せざるを得ません。
1人掛けのシートに座って、ザックは膝の上。ボードは通路。といった場所取りが出来ればベストと思います。
徒歩 15分(0.6km)
徒歩15分長いよ。。
バックカントリーの道具と山荘で過ごす2泊3日分のお酒やらなんやらが肩にずしんと重くのしかかります。
しかも、この時はまだ室堂ターミナルから雷鳥荘までの遠さを分かっていないので、体力を温存せずにズンズン歩く。。
黒部ケーブルカー 5分(0.8km)
立山ロープウェイ 7分(1.7km)
乗り物はコロナ禍のため人数制限をかけているようで、隣の人と肩がぶつかるような混雑状況ではなかったです。
“ザックは背負ったままでも大丈夫です” とアナウンスがあったくらいなので、かなり余裕がありました。
登山届をはじめてCompassで作成したのですが、簡単に作成できて良いですね。
次回も流用して作成できるので手間が省けてGood!
室堂ターミナルのコインロッカーは、ゴミステーション脇の自動扉の奥にありました。
コインロッカー料金
大:400円
中:300円
小:200円
今回は使用しませんでしたが、数に限りがあるので、あまりあてにしない方が良いかもですね。
室堂ターミナルを出て、左方向へ。
ミイクリガ池,みくりが池温泉(日本一高所の天然温泉)を経由し、地獄谷をぐるっと迂回すると雷鳥荘に到着。
雪がなければ室堂ターミナルから雷鳥荘まで30分そこそこの道ですが、写真を撮りながらえっちらおっちら歩いて1時間かけて歩きました。
雷鳥荘へショートカットできる斜面ですが、火山性ガスによるガス中毒の危険を避けるために侵入が禁止されています。
気持ちよさそうなシュプールが描かれていますが。。ぐっとこらえて歩きましょう。。。
パターン②:立山駅(富山県)からアクセス
横浜ー立山駅:375km、5時間50分~6時間40分
立山駅↔室堂:往復6,320円
扇沢からのバスルートはトンネルの中を通るので天気に左右されません。
降雪の可能性があるのであれば、扇沢からアクセスするのが良いと思います。
実際、横浜へ帰る11月23日は降雪で立山駅行きのバスが運休になりました。
雷鳥荘の食事とか温泉とか
食事
朝食も夕食も、喫茶での昼食も最高でした。
ゲレンデで食べたら1,000円しそうなカレーが700円。ここは本当に標高2,400mの山荘かと思ってしまう安さ。
夕食も具材がゴロっとしたシチューで、ワインが進む進む。。
シチューおかわり自由!
食堂のあったか~いお茶を水筒に補充させてもらえますし、お湯(80℃くらい)ももらえます。至れり尽くせりです。
山荘のスタッフみなさん親切だったのも印象的でした。
ピザとビール頼んだ時に、「ビール先に出しますか?ピザと一緒にしますか?」と。。居酒屋でもなかなか言われない気遣いですよね。
ちなみに、ぼくはつまみと一緒に飲みたい派です。
温泉
貸し切り状態のときに一枚撮らせていただきました。
入室した瞬間はヒノキが香って、そのあとはこれぞ温泉と言わんばかりの硫黄臭。
こんな景色をみながら温泉入れるなんて、控えめに言って最高です。
相部屋の雰囲気
予約は1か月ほど前にしたのですが、個室は空きがなかったので、相部屋にしました。もう2週間ほど前なら空いてたはず。
相部屋は、2段ベットが手前と奥にそれぞれ2個ずつ。なので最大8名。
壁にコンセントあり。カーテンで個人スペースを確保しているだけなので、耳栓などの快眠グッズがあると便利と思います。
ザックは廊下に新聞を引いて乾かすのがここのスタイルのようです。
乾燥室、自炊室
とりあえず乾かしたいものは乾燥室へ。
自炊室には洗濯機もあるので、宿泊分の着替えを持っていく必要はないですね。来ている分と替えでサイクルを回すっ!
反省点
一番の反省点は、荷物を持って行き過ぎた事。特にお酒。。
結局あまらせたので、重たい荷物として持ち帰ることになりました。
山荘で買ってもそれほどお高くないので、次回は控えめにします。
宿泊の荷物もザックに詰めて、滑れる状態でないといけないですね。
“山荘に荷物を置いて滑れば良い” という考えだと、行き帰りのコース選択が狭まってしまいます。
おわりに
実質3日間で滑れた時間なんて1時間にも満たないですが、雄大な景色をみれて、パウダー滑れて、無事下山できたので大満足な冒険でした。
2022年の5月GWにまた計画して行ってきます。