2025.1.1より
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目次
70鞍目:ベーシック駈歩(20回目) – ティム

初騎乗のティムは真面目な馬
今回初めてティムに騎乗。とても真面目な性格の馬とのこと。
駈歩の課題と対策
- 駈歩は1〜2歩出るが、その後が続かず。
- 馬の頭が上がるので、左右のハミを交互に入れ替えて(ガチャガチャさせる)頭を下げさせ、スピードも落とす。※やりすぎ注意。
- 3歩目を強引に出させるのも一つの案。
- 両足で圧迫することで駈歩維持ができる可能性も。
内方脚・内方姿勢の重要性(I先生)
- 並歩も内方脚を使って外に押し出す意識。
- 速歩・並歩・速歩の切り替え時も馬を埒の内側に入れさせない!
- 並歩を元気に歩いてくれれば、外の脚を後ろに軽く引いて馬の腹をさするだけで駈歩が出る(時もある)。
- ※ただし、ディーエスハスラーやスリーバリアントは外脚をさするのを嫌がるので注意。
外埒(外周)の誘導テクニック
- 内手綱を短く持ち、馬の首に当て、内方脚と組み合わせて“内壁”を作る。(押し手綱)
- 外手綱は開き手綱。
- 拳の高さ:内拳は高め、外拳はへそくらいの位置。
71鞍目:4級ライセンス(4回目) – スリーバリアント(2か月ぶり)

コースの記憶が早い馬は「最初が肝心」
スリーバリアントのように頭が良い馬は、1〜2周でコースを覚える。
なので、初めに外をしっかり歩かせておかないと、内に入りたがる。
駈歩発進の失敗要因
- 駈歩発進時に内へ入ろうとしていたり、頭が下がった状態だと失敗(跳ねた)。
- 速歩から並歩にしっかり移行していなかった可能性あり。
- ぼくの姿勢が前傾してしまい、手綱が緩みブレーキが甘かったのも一つの要因かも。
コーナーでの対処法
- スリーバリアントはコーナーで傾きやすい。
- バランスバック+外手綱を引いて調整。
- 外手綱は短く持ち、慣れてきたら馬の頭と手綱を真っ直ぐに保つ。
弥生のクセと対処法
- 弥生はコーナーで遅くなる傾向あり。
- 毎回コーナーでしっかり加速を意識すると良い。
姿勢と肘の使い方
- 肘は真っ直ぐにせず、緩やかに曲げる。
- 馬が首を “グンッ” と下げた時、体ごと引っ張られないようにどっしりと座って構える。
脚扶助のしすぎに注意
- 駈歩が出ないからといって、過剰な脚の刺激は逆効果になることも。
S先生のアドバイス:「シーソーのイメージ」
- 馬の頭を引き寄せたいときに、腕だけで力任せに引くと押し返される。
- バランスバックで自分の体を後ろに置いて荷重する。シーソーのイメージ。
- 人が前傾にならないように注意。
まとめ
70鞍目では初騎乗のティムで駈歩発進の難しさと内方姿勢の大切さを再認識。71鞍目では2か月ぶりのスリーバリアントで、コーナーでのバランスや駈歩発進時のコンディション、そして姿勢維持の重要性を学びました。
おわりに
今回の2鞍は、基本に立ち返るとともに、より繊細な体の使い方が要求される内容でした。馬によって反応がまったく違うからこそ、自分の姿勢と意識を常に整えておくことが何より大切。次回も馬の個性をしっかり把握し、一歩ずつ上達していきたい。
しかし駈歩ムズかしーですねー。
ただ、その分できた時がうれしい。