目次
はじめに
2018年7月に、北海道の三大岬、襟裳(えりも)岬、納沙布(のさっぷ)岬、宗谷(そうや)岬を巡った旅行記。
北海道を反時計回りに半周するようなルートで旅しました。
新千歳空港から旅を始めましたが、他空港もマップに載せましたので、各空港からの旅行計画の参考にしてみてください。
1日目 新千歳空港から襟裳岬 ~318km~
羽田8:00発、新千歳9:35着。
車を札幌駅周辺のレンタカー屋さんで予約していたので、いったん札幌駅へ向かいます。
当時も思いましたが、空港でレンタカー借りればよかったです。。
千歳-札幌間を往復する工程になってしまったので、お金も時間もムダにしてしまいました。
まだまだ旅下手です。反省。。
札幌 出発 11:30
車種を選べるプランではなかったので、どんな車だろうと思っていたら、ラグジュアリーなセダンでした。
快適快適。
新冠町 ハイセイコー号記念像前で休憩 14:00
キャンプ地 親子岩ふれ愛ビーチキャンプ場 到着 15:00
日曜日ということもあって、大グループ1組,小グループ2組程度でした。
受付と設営を済ませて襟裳岬へ向かいます。
親子岩ふれ愛ビーチキャンプ場
開設期間:7月第1土曜日から9月第1日曜日宿泊分まで
利用料金:大人600円/小人400円(小・中学生)
テント・タープを複数設営する場合は2張目以降300円/1張
*車中泊でも利用料金発生とのこと
支払い方法:夕と朝に料金徴収員が巡回。
その他:海水浴場は、例年7月第1土曜日から8月第3日曜日開設
詳細:http://hokkaicamp.com/navi/data/oyakoiwa.htm
襟裳岬 到着 16:30
霧もあいまって、異世界(魔界)につながっているような景色でした。
風の館に入場すると、野生のゼニガタアザラシを望遠鏡でみることができるようですが、入場時間もギリギリでしたので諦めました。
しばらくすると、霧が晴れてくれました。
まずはひとつ目の岬を制覇ということで、そそくさとキャンプ地へ戻ります。
戻る途中、田中旅館で温泉頂きました。
●入浴料金 : 大人600円(税込)、小人400円(税込)
●入浴時間 : 午前6時~8時半、午後3時~10時
引用元:http://www.erimonoyado.com/
2日目 帯広で豚丼を食べて、摩周湖へ ~418km~
親子岩ふれ愛ビーチキャンプ場 出発 4:30
2日目は青色の工程です。
朝飯をサクッとカップラーメンで済ませて、出発。
今回はじめて北海道を周遊したのですが、さすが北海道でっかいどう。
・
・
・
その土地土地で特色がありますね。
襟裳岬付近の日高地域では、たくさんの馬生産牧場を見ました。
と言うか、牛をまったく見なかったですね。
北海道と言ったら乳牛のイメージがあったので、驚きました。
じゃれてる馬がいてかわいかったです。
幸福駅 到着 7:40
襟裳岬から帯広に向かう途中に、かの有名な幸福駅があります。
せっかくなので立ち寄りました。
平日朝8時前ということもあってか、ぼくひとり。
まぁ、おっさんひとりで巡る場所ではないので、空いている時間を狙ったわけですが。。
帯広 豚丼のとん田 到着 9:00
到着したのは良いものの、11:00開店のため待ちぼうけ。
周辺の温泉情報を検索して、天然温泉ホテル光南がよさそうだったので、さくっとひとっ風呂浴びて時間をつぶしました。
たいへん おいしゅうございました。
お腹もみたされたので、お次は摩周湖へ向かいます!
摩周湖 到着 15:00
2018年7月23日、埼玉県熊谷で日本観測史上最高気温となる41.1度を観測した日です。
ぼくは15℃の少し肌寒い弟子屈町摩周湖で涼んでいました。
摩周湖情報
<駐駐車料金>
バイク200円
乗用車500円
※上記料金で硫黄山駐車場利用可
駐車場の案内係のおっちゃん情報によると、数分前まで霧でまったく何もみなかったそう。ついてるっ、、!!
摩周駐車券で硫黄山の駐車場も利用可ということなので、あとで寄ることにします。
もののけ姫で観たような景色。
キツネにお見送りをしてもらって摩周湖をあとにします。
硫黄山 到着 16:00
いやぁ、すばらしい景色でした。
火山活動って、地球生きてるって実感しますね。
余談ですが、
硫黄山へ向かう途中に、乗馬体験できる牧場ありました。
乗馬もいつかやってやろうと画策中です。
別海町ふれあいキャンプ場 到着 20:00
別海町ふれあいキャンプ場でテント泊しようと思っていたのですが、チェックインが17時までだったため、温泉だけ利用させてもらって、道の駅スワン44ねむろまで車を走らせました。
温泉は黒色のモール温泉で、大変気持ち良かったです。
■キャンプ場
入場料:一般300円 / 小・中学生200円
テントサイト利用料金:
①オートサイト800円(1泊1台につき)
②フリーテントサイト・バイクサイト400円(1泊1張につき)
詳細:https://www.aurens.or.jp/~kanko/bc/price.html
■温泉(べっかい郊楽苑) 源泉掛け流しのモール温泉
営業時間:午前11時00分~午後9時00分(受付は午後8時30分まで)
入浴料:大人510円/小人200円(小学生)
道の駅 スワン44ねむろ着 21:00
はじめて夏の北海道の夜に車を走らせたのですが、道路を横切る動物に恐怖を覚えました。
レンタカー代をケチって、NOC補償を申し込みしていなかったので、ドキドキしながら走りました。
※NOC:車両修正等が発生した際に、営業補償の一部としてノン・オペレーション・チャージの支払いが発生。
みなさんも、夏の夜に限らず、レンタカーの補償内容をしっかりご確認のうえ安全にドライブしてくださいね。
3日目 納沙布岬、そして知床野営場でキャンプ泊 ~198km~
3日目はオレンジ色の工程です。
日本最東端 納沙布岬 6:00
立ち入り禁止、だと!?
入口でぼうぜんとしていたら、現場監督の方がいらして、”いーよー、中入りなー” と許可がもらえてのでお邪魔しました。
さっ、納沙布岬観光もほどほどに、国設知床野営場に向かいます。
というのも、知床野営場は予約ができず、先着順ということなので、早め早めの行動です。
オシンコシンの滝 到着 11:00
納沙布岬を7:00に出発して約200km。11:00に知床半島のウトロエリアに到着です。
落差30m。「日本の滝100選」にも選ばれているそうです。
しぶきが掛かるほど間近で見られるので、大迫力でした。
知床朝市 大成丸で昼食 11:00
ホタテの貝ひもをサービスで頂いちゃいました!女将さんありがとう!!
おいしかったです!
フレぺの滝散策 13:00-14:00
腹ごなしに、知床国立公園 “フレぺの滝 遊歩道” を散策します。
ヒグマ出没情報が書かれていたのですが、そろそろ出そうなタイミングです。。
ガサガサと音がするたびにびっくりしながら散策しました。
結局出くわした動物はシカだけで、無事帰還。
国設知床野営場 チェックイン14:30
野営場情報
営業日:6月上旬~9月30日のみ営業 (営業期間中は無休)
チェックイン:11:00~18:00
チェックアウト:11:00まで(ケビンは10:00まで)
料金:
・1泊:フリーサイト 大人1名500円、小中学生 1名300円
・日帰:フリーサイト 大人1名300円 小中学生 1名100円
※フリーサイトは先着順で予約出来ず
・ケビン:4名用1棟4,000円/2名用1棟3,200円
詳細:https://www.shiretoko.asia/index.html
どんだけ混雑するんだと思っていましたが、想像より人はまばらでした。
夕陽台の湯
営業時間:14:00~20:00
料金:大人500円、子供250円
近くに足湯もあったので、ちょっとした散策の疲れはココで癒せますね。
夕陽台展望台からの眺めをご覧ください。
日中→夕方→翌日早朝の流れです。
サンセットを見ようと、続々とキャンプ客が押し寄せてきますので、早めに良い場所をキープしたほうが良いですね。
4日目 知床から宗谷岬、そしてその先へ ~477km~
4日目は緑色の工程です。
今回の旅で最長移動距離の477km。
ひたすら海岸線を走り続けます。
国設知床野営場 出発 4:30
オロンコ岩と朝日を背に、知床をあとにします。
天に続く道 スタート地点 到着 5:00
知床から車で30分のところに、インスタ映えの名所 ”天に続く道” があるので、立ち寄ってみました。
さうがにこの時間は空いてました。
天に続く道 出発 5:30
こんなナビ見たことあります?
“およそ125km先を、右です ♪ “
道の駅 オホーツク紋別 到着 9:00
流氷砕氷船ガリンコ号を見れる、乗れるところ。
今回は休憩に立ち寄っただけなので、またの機会にお邪魔します。
道の駅 さるふつ公園 到着 13:00
日本最北の村、猿払村。
お腹も空いたし、ふらっと立ち寄った猿払村ですが、すごいですねココ。
ほたての水揚げ量日本一。そして酪農も盛ん。よって、ホタテのバター焼きが最高にうまい!!
めちゃくちゃうまかった。これを食べるだけにでも また行きたいです 猿払村。
宗谷岬 到着 15:00
ここでの年越しとかテレビで観たことあるなぁ、と思いながら写真をパシャリ。
待合室の旅ノートに何か書いた気がする。。
なんて書いたっけ。
今度 なんて書いたか確認する旅に出かけよう。
遠別町 えんべつ旭温泉 到着
遠別町 えんべつ旭温泉 到着 18:30
本日のお宿、えんべつ旭温泉に到着です。
黒色、赤茶色と泉質のことなる2種の温泉があり、とても気持ち良かったです。
えんべつ旭温泉
入浴料金:大人600円、小人250円
※JAF会員は、一人100円引き(小学生50円引き)
日帰り利用時間:9:00~21:00まで(20:30最終受付、21:00閉館)
宿泊料金:1泊夕食付6,400円~
詳細:http://asahi-onsen.cocolog-nifty.com/blog/
5日目 遠別町から北海道のへそ 富良野へ ~283km~
5日目は黄色の工程です。
遠別町 えんべつ旭温泉 出発 7:30
えんべつ旭温泉から車で20分ほどはしらせたところに、良さげなキャンプ場がありました。
みさき台公園キャンプ場
キャンプ場無料、受付不要。
天文台あり。温泉あり。海水浴場あり。パークゴルフ場あり。
もう、なんでもあり。
開設期間:4月下旬から10月下旬まで
利用料金:無料
詳細:http://www.vill.shosanbetsu.lg.jp/?kankou=%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%97%E5%A0%B4
北竜町 ひまわりの里 到着 10:00
ひまわりの里 情報
・24時間入場可能で入場料は無料
・7月中旬から8月下旬のシーズン期間に「ひまわりまつり」が開催
ひまわり満開には、まだちょっと早かったようです。
8月上旬くらいがベストシーズンのようですね。
美瑛町 四季彩の丘 到着 13:30
四季彩の丘 情報
営業時間:
4~5月・10月 9:00~17:00 (アルパカ牧場は16:30まで)
6~9月 8:30~18:00
11月 9:00~16:30
12月~翌2月 9:00~16:00
3月 9:00~16:30
料金:
高校生以上:500円
小中学生:300円
小学生未満:無料
詳細:https://www.shikisainooka.jp/
北海道のどこの景色が好きかと聞かれたら、やっぱり富良野になっちゃいますね。
これぞ北海道という景色。
美瑛町 青い池 到着 14:30
タイミングが良かったのか、待ちなしで駐車出来ました。
15時頃には、駐車待ち渋滞が発生。
とても神秘的な景色でした。
・
・
・
が、ひと多すぎですね。
中富良野町 ファーム富田 到着 16:00
訪問した7月26日はラベンダー満開。
ラベンダーを蒸留する様子も見れて、むせかえるくらいのラベンダーの匂いが充満してました。
営業時間:9:00~17:30
※花畑と駐車場は24時間開放
入園料・駐車料:無料
ラベンダーの見頃:7月中旬~下旬
詳細:https://www.farm-tomita.co.jp/
南富良野町 かなやま湖保養センター 到着 17:30
本日のお宿は、かなやま湖保養センター。
かなやま湖保養センター
日帰り入浴時間:10:00~20:30受付 (21:00終了)
日帰り入浴料金:大人410円、小学生200円、幼児無料
素泊まり宿泊料金:1室1名6畳 4,960円~
詳細:http://larch.jp/page2
今日はおわり。湖畔でキャンプチェアに座って、来る途中の道路わき売店で購入したホワイトコーンをかじりながら、サッポロクラシックを流し込む。
ぼくの夏休みはまだ終わらない!
6日目 南富良野から登別へ ~199km~
6日目は茶色の工程です。
南富良野町 かなやま湖保養センター 出発 8:30
快晴!
今日はさくっと登別へいって温泉でふやふやにふやけるまで温泉に浸かる予定。
占冠村 到着 9:00
日本一寒い村 (21世紀最低気温 -35.8℃を記録)、占冠村の道の駅にある八尾熊cafeで朝食。
トマムリゾートがある村なので、冬になったらまたお邪魔します。
千歳市支笏湖 到着 11:00
今日はたっぷり時間があるので、せっかくなので支笏湖に立ち寄りました。
透明度エグイ。
お腹も空いていたので、”支笏湖レイクサイドキッチン” でヒメマスをいただきました。
ヒメマスとは?
海へ下りず、一生を湖で過ごす湖沼残留型のベニザケ。
サケ科の淡水魚で美しいピンク色の身。刺身でも焼いてもうまい。
とりわけ支笏湖のヒメマスは、年間を通じて低い水温のため、脂がのって身も締まり、格別にうまいんだそうです。
登別カルルス 到着 14:00
宿についたら手形を作ってもらえました。
周辺宿の湯巡りができるということで、温泉堪能しました。
といっても、4軒あるのみです。
鈴木旅館
深山の庵 いわい
森の湯 山静館
湯元オロフレ荘
登別温泉(硫黄泉)が全国的に有名ですが、こちらのカルルス温泉は無色透明。
こじんまりとした雰囲気のなか ゆっくり過ごせました。
7,8日目 登別から札幌へ ~121km~
7,8日目は紫,黒色の工程です。
札幌観光
大通公園は各ブランドのビアガーデンが設置。
垂涎ものです。。
うらうやましいぜ 札幌市民。
札幌時計台改修中。。
ぼくの旅先では よくみられる光景です。
おわりに
はじめての夏の北海道でしたが、この旅でだいぶ北海道に詳しくなって、さらに好きになりました。
ただ、広大すぎるので、この先何年もかけて ゆっくりいろんな北海道を見て回って楽しみたいと思います。
おまけ
北海道三大岬をめぐる計画の発端ですが、
実は、スマートフォン向け位置情報ゲーム「Ingress」のイベント(XMアノマリー)が7/28札幌開催ということもあって計画しました。
7/28には札幌になんとしても戻らなくてはならなかったので、計画が無事完遂できてよかったです。