こんにちは、アラフォーで乗馬を始めたユキマチです。今回の54、55鞍目は、どちらも同じベーシック駈歩レッスン(11回目、12回目)、担当は別。馬はどちらもボブ先生。
膝の使い方と踵の位置
レッスン中に指摘されたのは、「もう少しかかとを下げたほうが良い」ということでした。ただし、膝裏を必要以上に伸ばしすぎると逆効果になるので、「膝の裏を少し伸ばす程度を意識して」とのこと。膝が曲がりすぎると、脚を使っているつもりでも、実際はうまく馬に伝わっていない場合が多いんだそうです。
腹への鞭の使い方
腹への鞭の当て方については、自分の踵の少し後ろあたり。今回はじめて腹への鞭だったので、いまいちうまくいきませんでした。自分の踵に当ててばかりでした。。慣れが必要そうです。
自分の体の向き
馬の頭を左に向かせるシーンでも、自分の体は真っ直ぐ保つ。もし体を内側へ向けてしまうと、内方脚が使えなくなってしまう。
ボブは内ラチに足をぶつけやすい
ボブは内埒(内側の柵)に足をぶつけやすい癖があります。それに加えて、左に頭が向きにくい。※左手前の時に限る。
左拳を少し高めにキープし、右拳は下げ気味にするとコントロールしやすいとのこと。
おしっことボロへの対処
レッスン中に馬がおしっこをしたそうな素振りを見せることがあります。そういう場合は、立って待ち、しっかり出るまで鞭で合図。出たら合図をやめる。ただし脚は使わない、というのが基本的な対処法だと教わりました。一方、ボロをする場合は、馬はボロをしながらでも運動できるので、脚を入れて速歩まで出すなど、状況に応じて動きをキープしてあげるのがコツだそうです。
並歩、速歩の練習から駈歩発進へ
今回も並歩と速歩を小刻みに切り替えながらの練習を実施。
- 並歩 → 速歩 → 並歩
- 内方脚をメインにして動かす
- 駈歩発進時は外方脚(右足)を後ろに引く
これだけで出せることもあるので、最小限の合図で動かせるよう練習中です。
干し草に一直線!?
レッスン後、馬房へ戻るときに、通路に干し草が置いてあると、馬がそっちへまっしぐら……というトラブルもありました。ごはんの誘惑に負けてしまうようで、全然言うことを聞いてくれません。乗馬クラブの先輩が機転を利かせて、手に干し草を持って誘導してくれたので助かりました。
▼内容の要約
- 54、55鞍目はボブ先生のベーシック駈歩レッスン。
- 踵を下げすぎず、適度に膝裏を伸ばすことで正しい脚の使い方を習得。
- ボブは内ラチに足をぶつけやすいため、左拳高め&右拳低めで対応。
※左手前(左回りのとき) - 馬の頭を少し上げてから駈歩発進するとスムーズ。
- おしっこのときは立って鞭で合図、ボロのときは脚を入れて速歩まで出すなど臨機応変に。
- 干し草があるとご飯に一直線なので、他経路を使う!
▼おわりに
今回のレッスンで感じたのは、基礎の大切さです。膝や踵の位置はもちろん、馬と自分の体の向きがズレないようにすることが、駈歩を成功させる大きなポイントになりました。
さらにレッスン外のアクシデント(干し草問題)も含めて、臨機応変に対応することが重要です。これからも焦らず一歩一歩、上達を目指していきます。